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苦役列車


苦役列車苦役列車
(2011/01/26)
西村 賢太

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第144回芥川賞 を受賞した作品。

素直に面白く読めた。感情移入もできた。KAGEROUよりも良いと思う。

まず、主人公のクズっぷりが良い。
ほんとうにクズ、もっとクズなひともいるんだろうが、リアリティがありすぎる。
作者そのまんま、らしいが、どこにでも居そうな主人公へ感情移入はしやすい。

ただし、主人公に全肯定はできない。

というのも、生活の質を向上させよう、とする気概が見えないから、
「よっし、おらもガンバル!」
というノリ気にはさせてくれないから。

どっちかってーと、
「よっし、おらよりもクズがいるから、まぁいいや」
的な。

曩時北町貫多の一日は、目が覚めるとまず廊下の突き当たりにある、年百年中糞臭い共同後架へと立ってゆくことから始まるのだった。
 しかし、パンパンに朝勃ちした硬い竿に指で無理矢理角度をつけ、腰を引いて便器に大量の尿を放ったのちには、そのまま傍らの流し台で思いきりよく顔でも洗ってしまえばよいものを、彼はそこを素通りにして自室に戻ると、敷布団代わりのタオルケットの上に再び身を倒して腹這いとなる。
(苦役列車 冒頭より)

のっけから、糞だの尿だの硬い竿だの、描写がいちいち直接すぎて汚い。
こういうところが、西村氏のゆえんたる部分であろうか。

読後の感想は。
こんな人生にはなりたくない、こんな人にはなりたくない。

近年であった本のなかでは、生き方に賛同できない本であった・・・

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